はじめましてYASUと申します。 初めてエントリーさせていただきます。 あこがれのmodelerGPにエントリーできて嬉しいです。 なにぶん初心者ですので、変なことをやったり、 変なことを口走ったりしたりすることもあるかと思います。 その時はお許しください。 精一杯がんばりますのでよろしくお願いします。
スペンサーのCBを作ります。 CBの50周年MOOK本に載っていて、 見ていたら作りたくなってしまいました。
タミヤのCB750Fカスタムチューンをベースに、 つぎはぎしながら作っていきます。 はたして私の技術で完成するのか・・・
まず、ノーマル(?)で仮組みし、どこをどうすべきか作戦を立てました。
でも、どこから手をつけたらいいのやら…。まずは、ぱっと見て明らかに違う部分から。
シートのアンコ抜きに挑戦。
パテで裏打ちして、ごっそり削りました。 ただ、モールドの再現はどうしよう・・・。 スジボリ??
まったく形状がちがうスイングアーム。 どこかから持ってこようかとも思いましたが、 似たものもない。悩んだ末に作ることにしました。 (プラ棒から作り出すって初めてです)
結局アクスルは作るのをあきらめて、 キットの物を切って貼り付けました(笑)。
スイングアームの大まかな形はできました。
スイングアームの製作を続けています。 ピボット後部が空洞だったのでポリパテで埋ました。 アクスル部分は肉厚が足りなかったので、 エポパテを盛りました。 エポパテは初めて使いました。 便利ですね。 ちゃんと形になるのか不安だっただけに、 形になってきて嬉しいです。先は長いですが・・・
エンジンの製作も進めています。 フレームに乗せないとフレームの改造が進められないんで。 キットのクランクケースはかなり出っ張っていたので、 パテで埋めてカットしました。 あとは修正しながら実車の雰囲気に近づけていきました。 けっこう時間がかかりました。
反対側も出っ張ってたので、カットしました。 小さな出っ張りはプラ棒で造形、パテで修正。 オイルクーラーのホースが出ているところ(なんていうのか知りません・・・)は、 キットとは全く違い、入ってもいなかったので、 RS1000のパーツをおゆまるコピーして強引にくっつけました。
けっこう見せ場が多いのでがんばります。 クランクカバー。 ほんとうはモールドを作りたかったのですが、 デカールで表現。汎用のためフォントが違います。 まあ、雰囲気重視ってことで・・・
オイルラインを作りました。 けっこうがんばりました。 これも見せ場なんで。 丸のプラ棒と六角プラ棒、 ガンダム用パーツ、これらを真鍮線を芯にして繋ぎました。 ホースは汎用のメッシュホースを使ってます。 ホースは後でシルバーに着色します。
エンジンをフレームに載せてみました。 フレームは実車に近い形にしています。 実は真鍮線の溶接にトライしたのですが、 結合部の強度を確保する技術がなく、断念。 (溶接の良い勉強になりました) プラ棒でやり直してみました。 結合部は真鍮線を芯に入れています。
フレームとスイングアームの形がだいたい決まったので、 リアサスの長さを調整しました。 ちなみに、 リアタイヤはKR500のものをタイヤごとコピーしました。 そのまま使ってもよかったのですが、 KRはKRとして作りたいんで。 レジン複製のいい勉強になりました。
クイックシルバーのキャブを作ります。 アルミパイプ(プラパイプでもよかった・・・)とプラ板とエポパテで原型を作り、「かたとりまる」で型をとり、光硬化パテを使い複製。3個複製して4個にしました。
キャブは見える部分だけ追加工作。
エンジンに載せました。
プラパイプを火であぶったら、溶けて縮んで勝手に口が広がりました。これをカットして整形してファンネルとしました。
フレームの改造がだいたい終わりました。
サフを吹きました。 少し荒れてるので、ペーパーでならしました。
フレームを黒で塗装。
エンジンをフレームに載せました。
点火コイルはプラ板とプラ棒で製作、 プラグコードはキットの物を使用、 オイルラインはペイントマーカーでシルバーに着色しました。
オイルキャッチタンクを作りました。 エポパテで大まかに作り、プラ板を貼り、パテを盛り、リューターで整形。 形状はけっこう違いますが、雰囲気は出たのでこれでよしとします。
マフラーはいろいろ捜しましたが、キットの物が一番実車と似ています(微妙に形状はちがいますが) エンドに至る部分の角度が違うため、火であぶって曲げました。 また、実車はエンドが段になっているため、プラパイプを追加しました。
マフラーにサフを吹きました。 ステップ周りが実車とは違っていたため、 プラ板とプラボウと真鍮線で追加工作しました。
マフラーに着色。けっこういい感じです。
フロントフォークを作ります。 RS1000のフロントフォークをそのまま使います。 コピーして使おうとしましたが、 失敗続きで成功しても精度がわるく、あきらめました。 長さが違うので、カットしてアルミパイプをかぶせます。
ハンドルも作りました。 キットの物をそれっぽくアレンジ。
フロントフォークを付けて見ました。 良い感じかと思われましたが、 よくみるとフロントフォーク、かなり立ってます。 まるで事故車のよう(笑)
プラ板とパテを使ってねじ穴を少し後ろに作りました。
良い感じの角度になりました。
リアタイヤが太すぎて、チェーンと、サスにまで干渉します。 仕方ないので削りました。
ゼッケンとオイルクーラーのステイを作りました。 アルミパイプを刺したのですが、 穴をあける余裕がなく、プラ板を追加して穴を開けました。
デカールを貼りました。 キットのものそのままです。
パーツをチマチマと着色していきます。
リアブレーキキャリパーを プラ板と光硬化パテでスクラッチしました。
フロントフェンダーはキットの物を使用。 サイズが違ったため、強引に曲げてけずってあります。 ステイはプラ板を適当にカットして削りました。 ここかけっこう苦労しました。
オイルクーラーはプラボウと真鍮線でつくりました。 雰囲気重視です(笑)
デカールが風と共に去りぬです(笑)
クリヤーかけで失敗してしまいました。 やり直しです。フロントブレーキキャリパーは、 86NSR500のものをコピーして使っています。
ナンバープレートをプラ番と自作デカールで作りました。 MDのいらないミラクルデカールを使いました。
フロントのナンバープレートを装着。
ワイヤー類をわかる部分だけやりました。 基本的な部分だけでもけっこう雰囲気はでます。 ステダンも雰囲気重視です。
ストリップ状態での完成です。 ほぼ実車と同じ作りです。
外装にナンバープレートを付けてこれで完成です。 ストリップ状態にできるようにするため、 外装は取り外し可能にしました。 実車ではあり得ない構成ではありますが・・・

参戦時は私の技術で完成するのか、わかりませんでした。
しかし、1つ1つじっくりと、あれやこれやと考えながらクリヤーしていき、こうして完走することができました。
出来自体は目視には耐えませんが、 写真まで含めたトータルでは満足できる出来になりました。
初心者同然の私ですが、 このようなレベルの高い場に参加させてもらったことで、飛躍的に技術を磨くことができました。 本当にありがとうございました。
 
   
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