カウルのはみ出し修正が終わったらデカールを貼る前に一度クリアーを吹きます。
で、その乾燥を待ってる間にデカールのデータを作ります。
今回作ったのはカウル側面のYAMAHA、YZR、タンク用のYAMAHA、フレーム用のDELTABOX、シートカウルのYPVS、ゼッケンと枠です。 たったこれだけですが、データを作るのに3時間ほど掛かってます。。。(^_^;)
ちなみに写真は印刷前のMacOS9のデスクトップ。 データを作る時はMacOSXです。 デカールの自作をやり続ける限り、今のMacを維持しなくちゃいけないんですよねぇ。。。 ホント、ALPSさん、新型のMD出して下さい。。。(^_^;)
出来上がったデカールを貼ります。 ま、色々と違うところがあるんですが、ここは完成を優先して、見て見ないフリします。(^_^;) それに完成すれば、きっと気にならないと思うし。 たぶん。。。(^_^;)
スイングアームに追加工作を施します。 リアブレーキキャリパーはTZ-M用を流用。 チェーン引きそれっぽく作りました。 なんとなく歪んでるように見えますが、きっと気のせいだと言い聞かせます。(爆) なんせ、時間がありませんから。(^_^;)
溶接のビートはプラストライプを貼り付け、そこへタミヤセメントをたっぷり塗り、柔らかくなったところにデザインナイフでビートを刻んでいきます。 多少荒いんですが、ま、雰囲気は出てると思うので。。 なんせ時間がありませんから。←本日2回目(^_^;)
デカールを貼ったカウル類にクリアを吹きました。 全体のカンジを見たくなったので仮組み。 こう見ると結構ゴールが近いように見えますが、そうはイカのなんとやら。(^_^;)
カウルの中身は、まったく全然すっとこサッパリな〜んも進んでません!!(≧▽≦)
こうなりゃエンジンレスにしてやろうかと思う勢いなんですが、それはあくまで最終手段ってコトで。。。 でも色々と省略しないと間に合わないのは確実なんですよねぇ。。。 どこでバランスを取るか、悩みどころです。。。(^_^;)
チャンバーはキットのものを小改造します。 上2気筒分は前方を3ミリほど伸ばし、全体的に真っすぐになるように。 下2気筒分は右側はチャンバーの一番膨らんだ部分をボリュームアップ。 左側はほぼキットのままです。 ちょっとイメージとは違うんですが、カウルに収まるようにしたらこうなりました。(^_^;)
フレームに溶接のビートをつけます。 スイングアームの時と同じくプラストライプを使います。 フレームの穴まわりには黒瞬着を薄く塗り、乾く前につまようじでビートっぽく整えます。 ややイビツなんですが、その方が溶接っぽいしいいか・・・と自分で自分を説得さえ出来れば比較的使える手法じゃないかと・・・。(^_^;) 納得するんじゃなくて説得です。(爆)
時間が無いのでフロントフォークはキットのまま行こうかな・・・と悪魔の誘惑があったのですが、某ある所で「気になる(笑)」と背中を押してもらったので加工します。 ・・・っても、キャリパーの位置変えてそれっぽくしただけなんですけどね。(^_^;)
それでもOW70のをそのまま使うよりもグッと雰囲気が出ました。 脳内で悪魔と天使がケンカしたときは、大抵の場合、悪魔が勝っちゃうんですが、今回はaさんのおかげで立ち直れました。(^_^)
ま、再現度が低いのはこの際無視で、時間のない中で加工したことに意義があるってコトで。。。(^_^;)
フロントのブレーキディスクはOW01から流用。 インナーディスクのスポークの数とか'86YZRとは違うんですが、言わなきゃ判りません。 ・・・って、思いっきり書いてるし!!(≧∇≦)
ハンドル周りはOW70を小加工。 リザーバータンクをNSRから持ってきてトップブリッジにドッキング。 アクセル周りはワイヤーアジャスターを0.6ミリの真鍮線と1ミリの六角プラ棒で作り取り付けました。 この辺りも時間がないので雰囲気重視です。 最初はOW70のまま行こうかとも思ったんですが、完成後も目立つトコなんで頑張りました。(^_^)
シャーシを仮組み。 この地点で締切まであと2日の土曜日でした。 本当はもうちょっと進むはずだったんですが、オミットしようと思ってたラジエターを棒ある所で背中を押されて「やっぱり作ろう!」と作ったら、カウルが付かなくなると言うトラップにハマってしまい遅れてしまいました。(^_^;)
いや、人生どこに落とし穴があるか判らないもんですね。(^_^;)
なんとかカウルに収まるように加工して、塗装に入ります。
そういえばリヤフェンダーを忘れてました。 ってコトで、'86NSRのリヤフェンダーにパテを盛って放置していたタタキ台を引っ張り出して削ります。 なんか形がおかしいですが、このまま塗装しちゃいます。
シャーシ周りの塗装がほぼ完了。 塗装の完了したパーツから組み上げていくと、なんかすっごい違和感が・・・。 リヤフェンダー長過ぎ!!(>_<)
欧州仕様の市販車並みの長さになっちゃってました。 思わず「欧米か!!」と作品に向かってツッコミを入れてしまいましたが、気を取り直して修正。 せっかく塗装したのに。。。(^_^;)
修正したリヤフェンダーを取付け、時間の許す限りパイピングを増やします。 中身をオミットしようかと言ってた割りには普通に出来上がってきました。(^_^)
若干配線類が足らないカンジもしますが、タミヤのキットの素組みよりは配線が多いので勝ちです。←なんに対しての勝敗か!?(^_^;)
シャーシが出来たので、「一応」研ぎ出しの完了したカウルを付け・・・られません!!(>_<)/
仮組みの時はラジエター以外の補機類が付いてなかったんですが、そこからなんだかんだで結構つけちゃったんですよねぇ。。。 しょうがないんで、一度ラジエターを外し、宙ぶらりんにした状態でカウルを付け、カウルの隙間からピンセットを駆使して再度固定。'80年代のマシン、かつ私のスクラッチ技術の低さから来る隙間の多さに助けられ、なんとか装着。(^_^;)
もう塗装の終わったパーツばかりなんで神経が大根おろしですられるくらいの勢いですり減りました。(^_^;)
この作業が出来たんならボトルシップも楽勝で作れるんじゃないか!?って勘違いしてしまいそうです。(笑)
スクリーンやナックルガード周りにインセクトピンを差し込みます。 カウル装着後にしたのは、カウルを付けるときに裏側にはみ出たピンでシャーシを傷つけたくなかったからです。 カウルをつけれらないパターンに陥ったんで後付けにして正解でした。(^_^)
この事態を本能的に察知していたとしか思えません。(^_^;)
ピンを一通り取付けたらアッパーカウルまわりだけカウルと同色にタッチアップします。 当時の実車でもこの辺りのタッチアップはビニールテープを使ったりとか結構汚いので、キレイに出来なくても心が痛みませんね。(^_^;)
なんとか完成しました♪(^_^)
今年も例年の如くチキンレースとなってしまいました。 いつものように最後はやっつけ仕事であちこちに不満も多いのですが、完成してしまえば気にならない・・・コトもないですが、許容範囲です。(^_^)
今年も色んな方に助言を戴いたり、資料を戴いたり、応援してもらったりで完成までこぎ着けられました。 ありがとうございました。(^_^)
私にとって平のYZRはこの赤のストロボストライプなんです。 その思い入れのあるマシンが形になったのは本当に嬉しいです。(^_^)
燃え尽きましたけどね。(^_^;)

それではみなさん、もてぎでお会いしましょう♪(^_^)/
CLOSE RETURN