Entry No.2
リョウガさん
'97 DUCATI 916 Racer  フォガティ

2回目の参加です。諸先輩は凄いので、参加あるのみです。
前回はDUCATI 888スーパーバイクレーサー。 今回はその後継916レーサーです。
スーパーバイク好きで、今回製作するのは1997年カール・フォガティ復帰のバイクです。
この年かなりの転倒したとか・・・この気合の走りが好きです。

ベースはこのキット。 でも、簡単に改造できると思いき や、見れば見る程違います。特にエンジン部分。
もちろんDUCATI 888ス-パーバイクレーサーこの為に購入しました。
タイミングベルトはオープン。916ノーマルはカバー付き。ここが決定的に違います。その他色々違います。

外観で一番違うのが、リヤホイール。フロントも違いますが。
916レーサーは5本ホイール。市販車は3本。明らかに 違います。
市販のレジン品で5本スポークあるみたいですが ここは、あえて自作します。
RGVΓ2000年モデルの ホイールの不要部品を使います。もったいないので。 もちろん前後。
リヤはリムとホイール本体切り離します。

ジグを自作。センターを合わせます。
サークルカッターで切り出し(プラバン)ました。オフセットを決めます。
意外ときつい。 ここの設定難しいですよ。やり方により、リヤキャリパーに接触 します。
この様な物を製作している人は凄いです。
素人は難しい。ビンボーワンオフ製作です。


そしてこのコンテストのお決まりの言葉。切って貼ったの言葉。
これも切って貼り付け。こんな感じ。
下手なりに自作しました。(突っ込みあると思います)


パンタ系には、なじみのタイミングベルトです。(パンダではないですよ。念のため) ここも見えなくなるのですが、年1回のバイクモデルコンテスト、頑張 ります。 タミヤの成型も強度と作りやすくしているので、ちょっとラ フの様な感じ。 スプロケットギヤの厚みが気になります。 ここはドリルで穴を広げました。  

デスモクワトロエンジンです。ベースを、生かしながら加工しま す。意外と細かい所が違いすぎ。 腰下は、自分のバイクss900ieが役に立ちました。 写真は、加工途中。もちろん、ビンボーモデラーなので、タミ ヤが、再現した、穴なしスクリュモールドに、ドリルで穴を 開けます。 クラッチを押す油圧シリンダーレリーズは削除します。 後で自作します。
この頃、タミヤが丹精込めてモールドしたDUCATIの文字が無い のです。潔く削ります。

ここは手抜きができます。 ただスロットルボディにエポキシ パテを巻きつける事のみ。形だけは気を付けます。 ラムエアボックスの関係かこんな形の様です。

ここも意外と違うのです。オイルフィーラーキャップモールドも あるのですが、、タミヤにしては、ラフ過ぎ。思い切って削り 穴を開け自作します。スクリュは真鍮パイプで自作。 分かりにくいですが、クラッチハウジング部分も加工していま す。

ここも違うので加工します。 後端がかなり違います。 あと、厚みですかね。  下側のサスペンション調整部分追加。

スイングアーム、サフで確認。 市販車のチェーンカバー取付け部分も加工します。ここが後で、 目立ちます。

DUCATIだけか分かりません。自分のバイクも一緒ですが、 フロントスプロケット留め金、平ワッシャ1枚なのです。 昔から一緒です。この1枚の平たい金具がダメになると、 走行不能に至ります。と言うか危ないです。 その為スクリュに穴を開けロックワイヤーをします。 これは自分のバイクもしています。

916レーサーのエンジンはデスモクワトロエンジンです。 タミヤ製キットのエンジンは前期型みたいで、細かい所が違いま す。かなり違うのが、シリンダーヘッドカバーに文字が無い事。 しかも凹みがあります。

細かい所を加工。あくまでもベースを利用して、ディテール アップしていきます。ビンボーモデラーなりに加工出来るこ とは、やります。100均で色々な利用できそうな物を物色す るのが、何気に楽しみなのですが。 

下準備はかなりしてるのですが、こだわると、ダメなんで す。技術もない割に。 そのこだわりが、ベースを生かす事。せっかく企画制作した 部品を生かさないと。

大したことではないのですが、ラジエータの熱気が出るダク ト付近に、わずかな、盛り上がり部分があります。 市販車でもあります。タミヤは、再現していません。 再現前の写真。

加工途中の写真です。ただ単に、プラバン貼り付け、その後 加工します。貼り付けの写 真。
加工してサフ吹きました。単純なのですが、全体の バランス考えると、ちと難しい。

レギュレーションの関係か、この頃のレーサーには、アンダーカウル があります。タミヤ916の市販車は再現されていません。これは これで、正解です。アンダーカウルと言うよりトレーみ たいです。エンジンオイルが漏れても、路面 にこぼれない ようにしているみたいです。市販車は、916系末期にありま す。ここも写 真判断ですが、微妙な形で、単純な形ではあり ません。カウル後半は、空力?を意識しているのか、下から 見るとYの字の溝があります。しかも中央付近は、下側に 膨らんでいるいる様に見えます。見える範囲なのでこれが正 解かは分かりません。
2010モデラーGPの888スーパーバイクレーサーの時は、タンクとシートの 隙間にこだわりまして、タンクとシートを切り離しました。 今回は隙間の表現のみ、切り離しは、しませんでした。 ただしタンクが違います。 伏せた時、あご付近が当たるの で、ここの凹みを表現。 そしてトップブリッジ付近にある 市販車キーシリンダーの部分を全て埋めます。

916市販車はショウワ製のショック。
無理やりオーリン ズ製にします。都合のいい所に似ています。 リザーブタンクは真鍮製です。その他細かい所は自作です。

ビンボーモデラーはメーカーの企画で出来た物は無駄にしま せん。916市販車はローターの穴の数と穴の並びが違いま す。ここは考えました。

この法則でやるとレーサーのディスク穴パターンになりま す。無理やりですが、雰囲気はできてたと思います。

ここも加工の日々。知っていました?ノーマルよりテールエ ンド短いのです。ここも悩みました。いっその事パイプ切断 します。真鍮パイプと薄いプラバンで再生。 出口は薄々攻撃します。 雰囲気は出たかな。

98年と全く違います。写真を頼りに作成します。 ここは見せ場です。技術がないので、こんな感じです。

現車持っていないのでわかりませんが、このロッドで車高調 なのでしょうか? 

組み合わせで組み立て。ビンボーチューンです。 無いのは自力でお金をかけず作るこれが楽しいですね。 単なる1本のロッドに時間をかけている時間がもったいないの に気づきました。

外装作業途中で、はまりました。 どの様に抜け出すか検討 中。凹みます。ここまで来て。レースでいえばグラベル突 入。 早く抜け出したいです。 2気筒エンジンのアドバンテージは4気筒より数が少ない 事。  マフラースプリング。

丸い部分の加工は、意外とムズカシイ。 しかもバイクの特徴 でもある、マフラー出口付近。 最初色々と小細工していま したが、やればやるほど、おかしくなり、いっそのこと切断 真鍮パイプに入れ替えます。 加工後の写 真は公開済み。 しかも実車写真よく見るとショートです。それと口径が違い ます。 今回は、作業途中の写真です。先端の折り返しは真鍮パイプ にエバーグリーンの細いプラバンを接着出口付近は薄々攻 撃。外装に、はまり、完走微妙になりました。