モデラーGP2013
EX Class
Entry No.92

ニシベさん
1985 Rothmans Honda NSR500


今年も参戦します。お題は、1985NSR500。もちろんF.スペンサーのWチャンピオンマシンに挑戦です。タミヤの86NSR500に84の足回りを合体させますが、ご存知のように、85と86はかなり違いますので、頑張りどころです。皆さん、よろしくお願いします。

使うキットと資料はこんな感じです。86の特集記事には、スリムになったとの記載があり、という事は、太らせなきゃいけないってコトですねぇ。

ボクの作り方。
雑誌の写真なんかを、1/12サイズに拡大・縮小コピーします。これをベースに寸法を割り出していきます。(でも、パースがかかってるから、要注意)
昔のライダースクラブなんかは、上からの写真があったりで、ホントウレシイです。
キットの説明書の絵も、B5→A4拡大で1/12サイズになり(確か…)これも便利。
2枚重ねれば、改造するところがわかるって寸法です。

まずは、基本となるフレームから。
キット部品の外側にプラ板を貼り、内側を削って幅広フレームに改造します。

エンジンもそのままでは載りません。ギアケース後端の形が違うので、作り変え。カバーの縁は2段になってるので、メンドウです。

エンジンとフレームが合体出来るようになったので、'85のキモとなりますチャンバーを作ります。
内側のチャンバーから順に、現物合わせで作っていきます。
キットのチャンバーを切り刻み、ブラ板等を挟んで向きを変え、火であぶって曲げていき、経路を決めていきます。@からCの順に作りましたが、さて、どれがどの位置に付くのでしょうか?

フレームにエンジンを載せると、こんなカンジ。フレームは、シートレールとエンジンハンガー部を新設。シートレールには溶接跡を追加予定です。

スイングアームは、上下幅を広げ、溶接跡を追加し、後端の形状変更しています。
どうもスジ彫がきれいに出来ません…

フレームと仮組すると、こんなカンジ。バイクの形になると、ちょっとウレシイ。

フレーム幅を広げたら、タンクの幅も広げましょ。両側にパテを盛り、削って、磨いて・・・。
似てるかな?

フレームとタンクの幅を広げたら、カウルの幅も広げましょ。
カウルは、真ん中に3mm幅のプラ板を挟んで広げます。ちょっとエラが張ってる感じなんで、アンダーカウルにはパテ盛りし成型してます。
似てるかな?

チャンバーもだいぶ仕上がりました。
ちょっと曲げの違うとこなんかもありますが、ちゃんと組めそうなんで、これでOK!!
あとは、溶接跡や補強リブを追加します。

んでもって、@〜Cと順番に組むとこうなります。
落ち着いて資料をよく見て、1本1本作ってゆけば、そんなに複雑ではありませんでした。さすがアナログ設計時代のバイクだけあって、アナログな作り方で、イケますねぇ。

ここらでちょっと、小ネタ集。
ちょこちょこっとディテールアップします。

チャンバーもそれらしく塗装完了。そんなこんなを組み立てました。でも、チャンバー組んだらカウルがはまりませんでした。(またかよ!!)間に合うのか!?

インクジェットプリンターでデカール作るとこうなっちゃいます。これでも、色が合わないんだなぁ。

やっぱり色が、ビミョ〜に合いませんでした。
でも、デカールを貼って、クリアーかけて、乾燥中。

毎度の事ながら、締切直前での完成です。やれやれ…

それで、バイクのキメ写真は、これ!!細かい所は、いろいろありますが、まずは完成すると、やっぱりいいですねぇ。私のチャンピオンマシンコレクションに、新たな1台が追加になりました!パチパチ!!

すべての完成写真は、こちら!


オマケ!

こちらも、気になる所満載ですが、初フィギュアも完成したという事で、大満足です。やっぱり、MGPあればこその、完成だったと思います。皆さん、ありがとうございました。

 

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