No.46 / M.Nansel
'01 HONDA NSR500(Nastro Azzurro Honda / V.ROSSI)
35歳。富山県出身。模型歴12年くらい 。

今年もやってきましたモデラーGP2004 今回は以前から作りたかった01NSR500。
しかしこのマシン チャンピオンマシンなのに1/12ではどこもキット化してない もうこうなったら自分でスクラッチするしかないと思いモデラーGPのエントリー車に 選んでみました。バイクのスクラッチは初めてなのでどうなることやら。

ベースキットは00NSR 資料はライスポやサイクルサウンズ。

フレーム スイングアームは漂白洗剤でメッキを落しパテを盛ります。 盛って削ってのくり返しでなかなか思ったとおりの形にならないです。
やっと納得できる形になってきたのでエンジンを載せ仮組んでみました。01NSRはリアサスの取り付け位 置が00に比べると下がっているのでC2のパーツを2mmカッ トしてC10の取り付け位 置も2mm下げます。スプリングはカットせずラジペンでプレス して縮めました このあとフレーム・スイングアームは溶接跡や細かい部分を入れて いきます。
次にラムエアボックスの加工です。 エポパテとプラ板で成形 ここでも形がうまく決まらず悪戦苦闘。 実車と比べると小さく見えますが、カウル内に収めないといけないのでこの辺が限界 ですね。
ラムエアボックスに合せてアッパーカウルの加工もします。 正面のダクトの開口と両サイドの排出ダクトの加工 スクリーンが付く下の辺りは緩 やかな段があるのでここも加工します。カウルの先端(ダクトの下)はちょっと出て いるので裏からパテを盛って丸く削ります。
サブラジエターの排出ダクトはノコで切ってプラ板とパテで加工しました。 サイドの切り欠け加工もします。分かりやすいように未加工のカウルを置いてみまし た。
サブラジエターダクトは大きく開けました。 '01はカウルの底がやや尖っているのて、内側にパテを盛って外側を削ります。
タンクの加工です。 パッと見た感じキットのまま使えそうに思えますが、よく見ると全然違います。全体的に丸くなってちょっとワイドになっているようです。前方の凹み、給油口を前に移動させました。フレームの形状に合せてタンク下部も加 工します。
シートカウルは後部下をノコで斜にカットしました。 裏からパテを盛って、排出ダクトを追加。下部の凹みも忘れずに加工します。 こんな感じかな?
カウルが出来上がったので、全体のバランスを見るために仮組みしてみました。
後ろからはこんな感じ。
リアフェンダーを作るのを忘れてました。 スイングアームの形状に合せて接地面をパテで修正。 長さを2mm短くして側面はプラ板とパテで延長してます。
フロントはST27の02NSRから流用します。
レプソルやイタリアGP仕様を作るかもしれないのでレジンで複製します。 アッパーとアンダーカウルは脱着したいので複製しませんでした。
サブラジエターはタミヤのM1から切り出して加工。 ホースやパイプはいろんな太さのプラ棒を使って曲げて繋ぎ合わせました。 このパーツも複製します。
フロントフォークは00NSRのパーツに211Vのパーツを接着。 それに合せてホイール キャリパも211Vを使います。 ディスクは00Γから流用。 リアディスクも211Vを使い穴を開けておきます。
複製したレジンパーツを使って仮組みします。 シートカウル内のチャンバーはビスで固定することにしました。
〆切りが近いのでカウルの塗装をはじめました。 Nastro Azzurroのデカールを先貼りしてラッカークリアーで軽くコートし マスキングゾルでマスキング、イエロー メタリックブルー ブラックの 順で塗装しました。 イエローはモデラーズのクロームイエロー ブルーはフィニシャーズのAPブルー を使用 ブラックのグラデーションはフリーハンドで吹付けました。
キットの使えそうなデカールを先に貼ってみました。 残りのデカールはパソコンで自作。
デカールを貼り終えたので乾燥しクリアーコート。 スーパークリアーで一度軽く吹いてデカールを密着させます。 あとは時間がないのでウレタンクリアーで4〜5回に分けて塗装しました。
カウルを乾燥させてる間に車体の塗装&組立します。 フレーム スイングアームはクレオスのスーパーファインシルバーを使ってみました。
今回チャンバーの溶接痕は塗装で仕上げてみます。 クドくならないように様子を見ながら塗装しました。
車体の組立がほぼ終りました。 時間の都合で今回はデ?ィールアップはパス。 スタンドはST27を使用。
研ぎ出しはカウルに軽くコンパウンドで磨いただけです。 カウルを装着して完成です。 初のスクラッチにしてはよく出来たんじゃないかと思います。 時間がなくて出来なかったところはヒマをみて手を加えてみようかと思います。
CLOSE